JR国立駅は昔からツバメの巣が多かった場所で、かつては大正時代に建てられた赤い三角屋根の歴史的な建築の駅舎があり、国立の街を象徴する存在でした。現在は新しい駅舎に建て替わっていますが、旧駅舎は駅前に移築されていて、そこに設置させてもらったツバメの人工巣のようすは以前にもブログでお伝えしていました。

現在の国立駅では毎年5か所ほどにツバメの巣が作られます。駅はツバメを大切にしていて、春にツバメが飛来すると歓迎のポスターが掲示されます。ツバメを大切にする駅の姿勢は駅を利用する人たちにも好評で、ツバメの巣の下で写真を撮ったり、ツバメについて話し合ったり、駅員さんにツバメのようすを尋ねる人たちを見かけます。

国立駅では今月、6月1日から20日まで「ツバメフェア」が開催されていて、数種類のツバメグッズが販売されています。興味深いのは、その販売場所です。一般的な店舗ではなく駅の改札で販売していて、駅としてツバメを歓迎していることが伝わってきます。駅のシンボルとしてツバメを推している国立駅の取り組みは、利用者にツバメへの親しみを感じてもらうためにも素晴らしい試みだと思います。ツバメが多く飛来する各地の施設でも、特色のあるツバメグッズが作られるようになったら楽しいだろうと思いました。(神山和夫)


