2023多摩川のツバメねぐら調査

2023多摩川のツバメねぐら調査

ツバメは夕暮れなると集団ねぐらに帰ってきますが、この場所ではほとんどのツバメが川に沿って上流からねぐらに帰ってくるため、多摩大橋を通過するツバメのカウント調査を行っています。同じ場所で同じ手法でカウント調査を続けることで、季節変化や経年変化を調べることが目的なので、実際にねぐら入りしているツバメの数よりも少ない数になっていることに留意してください。このページの記録は「多摩川ツバメのねぐら入りカウントチーム」の調査と記していただければ、利用・転載は自由です。

※天気:ツバメの活動時間(朝から塒入り時)の天気。 ※気温・風:観測地点は八王子。風向・平均風速は6月~8月は18時台、9月は17時台の計測値。参考HP:気象庁。
観察日ツバメ天気最高気温風向平均風速備考
9月30日10曇のち晴27.3東南東2.416:10頃、塒より40m程下流の川の上を7羽で暫く飛んでいた。その後、一旦昭島側住宅地へ移動していった。ヨシは穂が綿毛になり始めたようだ。
9月24日53曇のち晴24.5北東1.6電線待機ツバメは1羽もいない。16:45開始するが1羽通過したきりだったが、17:42①~⑤ほぼ同時刻に通過していく。21、22日まとまった雨量あり、ようやく秋の空気・風向に変わった。
9月17日418曇のち晴33.5南南東7.2電線待ちツバメなし。アーチのない③④を超えるツバメが多い。18:05にはツバメを確認出来なくなる。
9月12日78132.36橋の脇、昭島側に電線待ちツバメ50羽。小さな群れで橋を超えていくツバメたちが高い所を飛んでいく。ふだんは少ないが、アーチの上や中を飛ぶツバメが多かった。
9月9日1,539雨のち曇27.8南南東4.19/8は台風13号接近にて一日雨。水かさ多し。福島町電線エリアで待つツバメは略いない。川上から飛んでくるツバメはアーチ前で北側へ。大橋を通過せず、中神方面から塒へ入っていくツバメも観られた。
9月7日1,94829.8南東4.9カウントスタートを17:00に早める。日野サイドを大橋から離れた地点まで観察するも、ツバメはいなかった。⑤は少なくなっているが、丘陵方面から来るツバメもまだいる。
9月2日1,72633.85.1福島町の電線待ちツバメが多い。④⑤で橋を越えるツバメは略ゼロ。⑤:水門の先、道路南側にツバメの集まる木があり、塒に一番近い樹木エリアで虫を食べているのか?
8月30日2,73133.86.1⑤はかなり減った。ほとんどのツバメは30分ほどの間に通過した。
8月26日3,22634南南東1.4日没(18:19)過ぎ、18:30でも飛んでくる。雨のせいか低く飛んできた。北側へ流れる傾向あり。
8月24日3,552曇のち晴337.9これまでは多摩大橋中央付近の数が多かったが、この日からは昭島寄りの帰還数が最も多くなっている。
8月19日3,36836南南東5.8⑥:コシアカツバメがいた。田んぼの奥に電線待ちツバメエリアを発見(福島町)、300羽以上。早い時間に塒近くまで来ているツバメが増えた。
8月17日7,48534.8南西4.5空高いツバメがカウント漏れで過小評価。高空を戻ってきたり、ねぐら入り前に電線に集合していたり、いつもと行動が違う。台風一過で新しいツバメが多くいたのかもしれない。
8月12日6,81235.55.3日没時間の早まりに合わせ、カウントを30分早めて17:30にスタート。⑥:電線ツバメいない。18:40がピーク。前週からの減少が著しい。
8月10日11,19933.3南東5雨の影響か、少なかった。
8月6日17,139晴と曇33.4南東5⑤:18:50まで丘陵より1,500羽。18:55~大橋より2,867羽。8/5の塒観察会23,000羽。
8月2日16,22035.36.7⑥:電線待ちするツバメが多くみられるようになった。畑の上を飛び交う様子も。
7月30日12,89636.4南南東5.8前日7/29には塒を観察。近くで花火大会がおこなわれていたが、塒入りに影響はない様子だった。
7月26日12,99338.1南南東7.5塒より下流からのツバメもカウント始める。
7月23日11,03133.7南南東5.47/22梅雨明け発表。
7月20日10,563曇少し晴31.4南南東3.2今季初めて1万羽超え
7月15日5,22732.2南西2.4塒近くの川の上を飛び交うツバメ多し。水面をチョンチョンしていた。みんな早くに塒に入った様子。
7月8日3,097雨のち曇26.62.2曇り空。④が一番多い。高いところを沢山飛んできた。
6月25日3,61630.9南南東5.1今シーズン初カウント。日没直後に猛禽出没。