みんなで人工巣の粘土作り!

来年の春、ツバメが帰ってくるまでに人工巣をたくさん作っておこうと、11月4日にまずは人工巣の粘土を作りました。

人工巣は、以前はコルク粘土だけで作っていましたが、今は硬さ等が適切な状態になるように他の材料と調合して作っています。大量の粘土を作るので、ツバメ仲間の神山さん、工藤さん、本多さん、私(小川)とで、国立市にあるバードリサーチの事務所をお借りして作業しました。

材料がしっかり混ざるように、手だけではなく足で何度も踏んでこねていきます。

粘土がしっかり混ざったら、重さをスケールできっちり図って、小分けにしてビニール袋に入れたら完了です。今回は全部で50袋。品質を保つために、人工巣を作る直前まで冷蔵庫で保管しておきます。

粘土作りはちょっとした運動にもなり、みんなでやると楽しくなる作業です。作業中はツバメトークから始まって、他の生きものや自然のことへも話題が及んで、これからもみんなで何かをしていけそうな気持ちになりました。

小川美奈子