11月2日に韓国南部の慶尚南道からツバメの環境学習に取り組んでいる小学校の先生たちが来てくださったので、私(神山)と小川さんがお目にかかり、ツバノキがフン受けやカラス避けを設置してツバメを守っている活動のことや、バードリサーチで取り組んでいるツバメの初認調査についてお話ししました。韓国の先生たちは、小学校で生徒とツバメ調査をしたり、先生たちのグループでツバメの学習会をされています。昨年、私がオンライン会議でツバメの発表をさせてもらったときは20名ほどが参加されていて、ツバメに関心がある先生たちが大勢いて、情報交換のネットワークができているのはすごいことだと思いました。最近は途絶えてしまいましたが、石川県と慶尚南道のあいだで毎年ツバメ観察をしている小学生の相互訪問があり、2013年に私も石川の小学生たちと慶尚南道を訪ねたことがあります。日本と同じように商店街のような場所にツバメが巣作りしていて、巣の下に手製のフン受けがあるのを見つけて、ここでもツバメは大切にされてるんだなと思いました。(神山和夫)
来日された韓国の先生たち。都内観光の写真です。
2013年に慶尚南道へ行ったときの写真です。ツバメがいる商店街を案内してもらいました。