「ツバメのフン受け 2026」のデザインは『渡り』がテーマです

NPO法人バードリサーチが毎年制作している「ツバメのフン受け」のデザインをさせていただきました。今回は、これまでのフン受けでまだテーマにしていなかった渡りのシーンを描きました。海を渡っているツバメを私は実際に見たことがありません。多くの方がそうだと思います。だからこそ、その光景のイメージをフン受けに描きたいと思いました。

このフン受けは、道の駅や高速道路サービスエリアなどの商業施設へバードリサーチとTsubame Japanが共同で配布しています。ツバメがやってくる道の駅・サービスエリアで設置ご希望の場合は、tsubame@bird-research.jpまでご連絡ください。

またこの他に、今年もクラウドファンディング「ツバメの子育てを守る活動 2026」ご支援への返礼品として配布いたします。クラウドファンディングは4月中旬より開始予定です。

私も自身自身が見回っている巣にフン受けを付けさせてもらっています。左の写真は、フン受けに落ちたフンの陰が見えています。フンは真下に落ちるので、このようにしっかりキャッチできます。右の写真は、梁を挟んで背中合わせに営巣しています。毎年複数のツバメが子育てにくるショッピングアーケードで人の通行量が多い場所なのですが、フンへの心配はなく、たくさんの人がツバメを見上げたり、写真を撮ったり、ツバメに話しかけたり、手を振ったりしています。

また、フン受けを付けてあったお蔭で、巣が崩れた際もヒナが地面まで落ちずに助かった事例もあります。左の写真は、巣が崩れてきてヒナが入りきれなくなり、ヒナ自らフン受けに降りました。右の写真は、巣が丸ごと壁から剥がれ落ちましたが、ヒナはフン受けにキャッチされ無事でした。両ケースとも全員巣立つことができました。

今年も日本各地でツバメの子育てが見らますように。

(小川美奈子)

★フン受けはツバメが抱卵を始めてから付けるようにしてください。産卵前に付けるとツバメが他所に行ってしまうことがあります。

★2回目の子育てが終了しツバメが巣場所を去ったら、フン受けは外して翌年ツバメが飛来する時にはフン受けがない状態にしておきましょう。詳しい使用方法は《ツバメのフン受け》ページでご確認いただけます。

★ツバメのフン受けは2014年からNPO法人バードリサーチが配布をはじめました。制作には株式会社シー・アイ・シーの支援を受けています。