9月になりました。巣場所をあとにしたツバメたちは、今頃どこを旅しているのでしょうか。
Tsubame Japanでは、ツバメが子育てをしていない間、人工巣に入れる取り替え用のワラ(※)を無料提供します。人工巣は10年以上経ったものでも大きな劣化は見られず、本体は長く設置し使用できます。ただ、ツバメが何度か子育てし、中に古い巣材などが溜まっていると営巣の頻度が下がってしまうことがあります。
Tsubame Japanの《人工巣でツバメを増やしていく取り組み》の一環として、これからも人工巣からたくさんのヒナが巣立つように、新しいワラをお届けして人工巣の中を良い状態にしていただけたらと思っています。対象となる人工巣に限りがありますので、ご確認の上、ご希望の方は是非お申込みください。
●対象となる人工巣:小川美奈子制作の人工巣。(2013年~2025年にツバメ展などの展覧会、ホームページやネットショップを通して人工巣を購入いただいた方、また、モニターとして設置いただいた方限定のご提供となります。 ※NPO法人やまぼうし製の人工巣は対象外です)
●ご連絡方法:下記の「ツバメの人工巣・設置後の情報提供フォーム」よりご連絡ください。
(写真の送付が必須となります。フォーム送信後に写真も送れるようになっています。予め写真を準備いただくとスムーズです)
●実施期間:2025年9月1日~2026年2月28日 ※3月以降も継続する予定です。
●お届け方法:郵便にて9月中旬から発送開始します。(郵送費無料)
●1個の人工巣につき一袋ずつのご提供となります。
「ツバメの人工巣 設置後の情報提供フォーム」
※取り替え用ワラについて
お送りするワラは人工巣ご購入の際にお付けしているものと同じです。市販の巣草とワラの柔らかい部分だけを混ぜて丹念に作っており、清潔で安心なワラです。


人工巣を掃除したら、ワラを一袋全部を入れておきます。ワラを入れておくことで、人工巣が巣だと認識されやすくなります。ワラはいっぱい入れておく必要はありません。ツバメが人工巣への営巣を決めたら、自分でどんどんワラや植物の葉や根っこを運び入れ、産卵や子育てをしやすい高さや形にします。
人工巣の掃除
なお、ご自身で新しいワラを用意される場合は、市販の巣草を利用されると便利です。ツバメが絡まないように、6㎝程に切り分けてから人工巣に入れると安心です。
(小川美奈子)


