越冬ツバメの情報をご提供ください

《ツバメ-軒下から大空へ!》では越冬ツバメ(秋冬ツバメ)の情報を集めています。 「ここ数年、家の巣に越冬ツバメが来るようになったよ」とか「近所の軒下に眠りに帰ってくるよ」とか「〇〇川で虫を捕っていたよ」とか、皆様が知っている越冬ツバメの情報をぜひお寄せください。

情報は「越冬ツバメ情報募集」のページにあるフォームよりお送りいただけます。

冬でも温暖な九州地方等に越冬ツバメがいることはかねてより伝えられてきましたが、その数は増えているのでしょうか?私も2018年12月の下旬、宮崎県の市街地で複数のツバメが飛んでいるのを見ました。たまたま入った飲食店のテントの中にもこんふうに眠っているツバメが3羽もいました。

また、近ごろは関東甲信越や寒さの厳しい東北地方でも秋冬にツバメの情報が聞かれるようになり、関心を持たれている方も少なくないと思います。温暖化が影響しているのか、食料の虫は足りるのか、産卵をしたらヒナは巣立てるのか等、気がかりでもあります。

こちらは2023年の12月上旬まで埼玉県の道の駅庄和に滞在していたツバメです。2ペアと片方のペアが11月に巣立たせた2羽の子、計6羽がいました。周辺一帯に田んぼのある場所なのですが、収穫後の水を抜いた乾いた田んぼですし、植物も昆虫も少ない時期ですから、どこでどれ程の虫が捕れるのだろうと心配せずにはいられませんでした。

越冬ツバメの実態や傾向を探るにはたくさんの情報が必要です。数年前に遡った情報も受付けています。いただいた情報はNPO法人バードリサーチと共有し記録をまとめた後、ホームページでレポートしていきます。

小川美奈子(ツバノキ)